退職が決定したベテラン職員のノウハウをコンテンツ化

属人化していた外国為替業務全般をEPSで共有

1.導入の背景
知識の蓄積が特に重要な業務領域において、そのノウハウの保有がほんの一部の人員に限られている業務があります。このケースでは本部の外為業務の担当者がそのノウハウ保有者でした。外為業務の場合、本部がほとんどその業務を担うため、このノウハウ保有者が居なくなってしまうと本部業務及び営業店業務にも支障をきたすことになってしまいます。そこでノウハウ保有者が担ってる業務全般をコンテンツ化することになりました。

2.プロジェクトの目的
(1)その属人化していたノウハウを正確にコンテンツ化し部内及び全店で共有する。
(2)コンテンツ化によりノウハウをオープンにし、今後は部内で複数のスペシャリストを養成しノウハウが属人化とならないようにする。
※ノウハウが属人化してしまったのは保有者の問題ではなく、体制が追いつかなかったことが原因でした。

3.プロジェクト期間
4ヶ月

4.取扱業務項目
(1)外貨両替・・・現金売買、TC売買、現送、現受他
(2)外国送金・・・仕向、被仕向
(3)外貨預金・・・定期預金、普通預金
(4)非居住者預金
(5)貿易・・・・・・・輸入、輸出
(6)クリーン・ビル
(7)残高証明の発行

5.導入コストの目安
約700万円(上記7業務合計)

6.コンテンツイメージ

■外貨両替の場合
この画面はポータルのイメージです。この画面を初期画面としてツリー構造になっていますので、各ボタンをクリックすると、実際に営業店においてお客様と接する流れで構成された、顧客対応ノウハウ、事務処理ノウハウ等がフローチャートや記入例の組み合わせで表示される仕組みになっています。

※詳細はデモンストレーションにてご紹介させていただいております。お気軽にお問い合せください。